例えば10年以上使ったような家具の破損に対し、『購入金額全額返さなければ許さないー!』なんて事を言われる方々です。
もちろん新旧問わず、破損に対して引っ越し業者はそれ相当の補償が必要です。過剰な要求は呑みませんが、こんな人たちへの対応をしないといけないのも事実です。
見積り時に『クレーマー』であることが発覚する場合があります。
私が訪問したお宅には、無数の壷や皿などの高価そうなものが数多くありました。当然、骨董品などは基本的にお断りしたり、特殊保険の話などをしていましたが、一向に聞く耳を持っておられません。
『引っ越しの見積もりだけすれば良い』こう言われましたので、丁重にお断りしました。必要なことに理解のないままでは、見積もりには至りません。見積り書を渡してしまえば、その方からの引っ越しの依頼を断ることができなくなりかねません。
大変失礼なことかもしれませんが、営業マンは、こういった方をしっかり見極められる目も必要です。
この様な引っ越しを受けてしまうと後で大変な結果が待ち受けることになります。 |